ルアンパバーン/ラオス

小さな体に大きな笑顔

 一夜明け、朝ごはんを宿泊したゲストハウスでSさんと一緒にとりました。食べ物はラオスもタイ同様とてもおいしいです。 僕達は、朝9時から出航だったので、早めに船着場まで行き良い席を取ることにしました。 昨日がかなりの人ごみだったために、激しい席の取り合いが怒る事は確実なので、 「少しでも良い席で疲れを溜めずにルアンパバーンまで行こう」という思いでした。

チェンコーン船上の場所取りの戦場 チェンコーン船上で席を失う人々
船の中はこんな感じです。

 僕達が席に着いてから1時間30分後に、船は名前とチケットを確認して出航しました。 しかし、恐ろしい事に船の中は昨日よりひどい混雑になりました。

 昨日から一緒だったツアーのお客さん達と、 時折小さな村に停泊しては地元の人々も乗ってきました。 地元の方々は人数的には20人程度ですが、問題は彼らが持ち込む荷物です。

 1人に対して持ち込む荷物は、野菜やら米やら日用品雑貨など、 船はすでに超満員状態になっていたのに超満員では済みません。 甲子園球場の超満員の混雑よりも更に倍にした超満員です。 もちろん座る座席の無い人が数多くでました。 実は、座席どころか自分の足を置くスペースさえ確保するのが大変な状態でした。 また、船は重みで大きく沈んで運転しているために、 川の水しぶきが「ジャブジャブ」中に入ってきました。

 そんな過酷を極める船旅の中、 前に座っていたラオスの女の子が僕に興味を持って来ました。 彼女のような小さな子供は、いつもどうにかして時間潰しをする 方法を探しているんでしょうね。

彼女の見る風景
いったい何を見ているのでしょうか?
遊んでもらいたい
言葉は全く通じ合いませんが、3時間くらいは一緒に遊んでいました。

 彼女と長い間遊んでいた僕に、お母さんがお礼を兼ねて食べ物を下さいました。 それは、肉を乾燥させたような物でした。 実は、僕は様々な物を口にしても大丈夫だと言う強靭な体を持った人です。 過去にも、コウロギやバッタ、蜂、かえるなどを何の問題も無く食べてきました。 そこで、いつもの様に「得体は知れ無い肉」に興味が沸いたので食べてみる事にしました。 すると、「臭みの多い乾燥したレバー」のような味が口の中に広がりました。

 1時間後・・・僕は今までに感じた事の無いお腹の叫びを聞き、 船に一つしかないトイレに駆け込みました。 しばらくトイレから離れられない状況の中、 昨日に引き続き宴会をしている人達がトイレの前で並んでいます。 10数分間のお腹の痛みも治まり外に出ると、トイレの前には長い列が・・・。 僕は、「申し訳ない」と思いながら、並んでいるみなさんに軽くお辞儀をして素早く席に戻りました。 その後は完全に治癒した様で、僕はとても安心しました。

旅の水・食べ物

 旅の間に良くある選択は、「食べる」か「食べない」かです。 酷い食あたりや体調不良はどうしても避けたい事の1つだと言えます。 だからと言って地元の食べ物を食べずにいると、 地元の方に対して失礼に値してしまう場合も多くあります。 これはとても難しい判断だと思います。

 一番簡単に体をその地の食べ物に慣らせていく方法は、ズバリ歯磨きです。 水道水は日本の様に直接飲む事ができる国は、世界を見てもかなり少ないです。 だから、私たちの体はきれいに消毒されていない水に、ものすごく弱いのです。

 そこで、一番良い現地の水に慣れる方法というのが、 「1日数回現地の水を口に入れて飲まずに吐き出す」と言う行為です。 それに一番適した条件と言うのが、毎日行われる歯磨きです。 過剰反応で旅をしている人でも、何度か「ミネラルウォーターを使って歯磨きをしている」 と言う話を聞きました。 それでは、体を現地の水に対応させる事は全くできません。 現地の食べ物でお腹を下す事が多くなるのも当然だと言えます。

 また、アジアの各地ではビールにも氷を入れて飲みます。 地元の方と一緒に飲む時は、何も言わなかったら氷をいれてきます (「友達には冷たいビールを飲ませてあげたい」と言う、彼らの優しさですよね)。 それに答えるためにも水に慣れてください。 僕は旅の間どんな氷も平気な体を作る事に成功しました。 水で洗っただけの生野菜も全然平気です。 騙されたと思って試してみてください。

ラオスの天然お風呂 船を出迎えに来た子供たち
船のたびの途中に立ち寄る小さな集落の子供たちです。

 中には子供が船に乗り込み、食べ物や水を売る商売をしている場所があります。一瞬の停泊時間を狙った 商売ですが、必要なら呼び止めて購入してください。僕の場合はタイの通貨でも購入する事ができました。

 船がルアンパバーンに到着したのはもう日が傾きかけた夕方の5時でした。二日間でいったい何時間船の上に居たのでしょう。 しばらく船はこりごりだと思いました。

ルアンパバーンのトゥクトゥク チェンコーン小屋
上、チェンコーンのトゥクトゥクはタイと違ってものすごいカラフルですよね!!
上(下)、ここにも山の上にお寺があると聞き、登る途中の小屋です。ボロボロの小屋がたくさんありました。
Sさん Sさん2
Sさんです!!Sさんはお寺の前で願いをこめて飛ばす、すずめの販売に興味津々!!

 アジア地域で良く販売している「すずめ」なんですが、 お寺の前で願いをこめて「すずめ」を離せば、願いが叶うと言っていました。 僕は「逃げてもまた捕まるのかな〜」と思い挑戦断念しました。一匹100円程度でした。

チェンコーンお祈り
お祈りをしていました。タイ同様、信心深い方が多いんですね。
チェンコーン番犬チェンコーン番犬2チェンコーン番犬3
 見てください!!怖い形相ですね!!お寺の前に門番のように立っていたんですが、オスなのは分かります!! さすがに、この顔だったらはお寺には悪霊や鬼は入ってこれませんね!!
チェンコーン壁画 チェンコーン世界遺産
上、新しいお寺なんですが無料で入ることができて、とても綺麗に壁画が書かれていました。
上(下)、世界遺産の1つです!!
かわいいお坊さん かわいいお坊さん2
タイのお寺を散策中、かわいいお坊さんに声をかけてみました。

 すごく英語を上手に話すことのできる二人でした。 しばらく話をして、いろいろな事を教えてもらいました。 彼らは高校生で、ラオスのルアンパバーンではとても有名な、 朝早くから坊主達が列を作って食べ物をもらい歩く、托鉢にも参加しているらしいです。

 彼らに一日の生活を伺ってみたところ、 朝4時半に起きて朝からお経を読み上げます。 5時半〜6時に托鉢に出かけ、その後朝食をとって学校に向かいます。 そして、昼頃に帰ってきて昼食を食べてからまた学校で勉強をします。 そして、夕方に帰ってきてお経や勉強をすると言うかなり忙しいようでした。

 二人は同じ部屋に住んでいる高校生ですが、 「自分を鍛え直したいたいから」と、一年間坊主になることを決めたそうです。 「将来は貿易会社で働きたい」と言う夢を追うために、 英語を勉強をしていたところに僕が来て、 「英語を話すチャンスだ」と笑顔で沢山の事を教えてくれたそうです。

 お坊さんだとは言え、部屋には女性の水着姿のポスターが張ってありました。 僕は、やっぱり「普通の高校生だ」とちょっと安心しました!!

市場の朝 忘れられない味がそこに

 市場です!!食べ物はこの辺りでいくらでも手に入ります。 一番気に入ったのが、フルーツをカップに入れてあって、 好きなカップを選んで作ってもらえるフルーツジュースです。 好みでココナッツミルクを入れて100%自然からできた大自然の味を味わえます。

ルアンパバーン夕暮れ
日が暮れてきました。ナイトマーケットがはじまります。とてもきれいな夕日に心を打たれました。

明日はSさんとも別れて、ビエンチャンを抜けてタイに戻ります。