バンコク/タイ |
〜アユタヤ遺跡群より〜 |
バンコク到着 |
タイにたどり着いた時、僕は心配でいっぱいでした。バンコクに着いた時間は朝早かったにもかかわらず、 多くの人が声をかけてきます。噂では聞いていましたが、アジアの旅に初めて出た自分にとっては、ただ圧倒されるのみでした。 今思うと情けない話だと思います。 人々の多くは、全く躊躇する様子も無く声をかけてきて、特にタクシーは考えられない値段でふっかけてきました。 しばらくして、そんなややこしい状況をくぐり抜け、バスで市内まで向かいました。料金は「カオサン」 まで150バーツほどでした。 1時間ほどバスに揺られて到着するも、自分が予約していたホテル(不安だったため、最初はホテルを予約していました) まで、どれくらいかかるか分かりません。トゥクトゥクのおじさん達は、「大きな荷物をもっている外国人は金づる」と思って、 10バーツも負けてくれませんでした。(交渉が下手だったのかもしれません) 頭にきた僕は、たまたま出会った中国人の方に道を聞いてホテルまで歩いて向かう事に決めました。 しかし歩きだと1時間はかかると言われてしまいましたが、 一度決めた事を変えるのも、「男らしく無い」と思い、歩いてホテルまで向かうことにしました。 道中は、やはり多くの人が声をかけてきましたが、 僕は道を聞くのみで水さえ買いませんでした。(今思えば、そんなに悪い人は多くないのに・・・) 25キロ以上あるバックパックと細かい持ち物で、 ホテルに着いた時に時間を見てびっくりしました。なんと4時間もかかっていたからです。 ホテルでチェックインを済ませて部屋に入ると、足が豆だらけで、歩くことができないほど腫上がっていました。 僕は旅に出る前に、毎日ジムのマシーンで体を鍛えて、1000メートルを欠かさず泳いだのに、 足の裏を鍛える事まで頭が回っていませんでした。 バンコクの道は歩道が狭かったり、でこぼこだったりします。 また、交通のルールも適当なところがあるので、街を歩く事には注意が必要だと思います。 そこで、その日は休憩をして次の日からバンコクを見物して周ることに決めました。 |
お世話になったMANOHRA HOTELです。 |
痛む足を引きづりながら朝から探索しました。 バンコクには小さいですが多くのお寺があり、 トゥクトゥクの運転手はそこに観光客に案内する事が 結構な稼ぎになるようです。 ただ歩いているだけで、"where are you going?"などと、 片言の英語で声をかけてきます。 |
タイのトゥクトゥクです。 |
左、やっぱり一人旅のお供のビールとスナック菓子!!タイにも日本のスナックとほぼ同じのスナック菓子がありました!! |
上、地元の人が乗るかなり古いバスにも乗って見ました!! ドアはいつも開いたままで、止まらないので走りこんで乗るしか方法ないです!! また、車内で英語は通じないと思います。 しかし、バスに乗ってみると値段の安さには驚きます。市内を30分ほど移動して10バーツいきませんでした。 バンコクを移動する手段としては、トゥクトゥクはもちろんですが、 バスを利用するとローカルの生活を体験できて、 お金稼ぎを狙いとしていないタイの人達と触れ合う機会が格段に増えると思います。 しかし難点は、タイ語が全く話せないし読めない僕にとっては、 何処に行くのかも有名なお寺の名称を連呼するのみでした。 また、バンコク市内のバスは、観光客が利用している様子を見る事はほぼ皆無なので、気合が少し必要だと思います。 |
バンコクのお寺のほとんどを周ってみました。 人それぞれ意見は分かれると思いますが、 僕個人の意見としては、 上の写真の「ワットアルン」が一番心を打つものがありました。 アクセス方法は、バスやら船やらと有名な寺院だけにたくさんあるのですが、船でのアクセスが一番簡単で楽しかったと思います。 乗船方法としては、船に取り付けられた旗の種類で行き先や船の速さが変わります。 それをポートの看板や、無料でもらえる地図で確認をして、 簡単に乗ることができます。 最初は不安だと思いますが、一度乗ってしまって要領をつかめば恐れる事は無いと思います。 また、料金はワットアルンに移動渡し舟が片道3バーツで5分ほどで対岸まで渡る事ができます。 |
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他にもバンコクにはいろいろな楽しみ方があります。バンコクの夜の街は、必ず訪れてもらいたい場所の一つだと思います。 ナイトマーケットではたくさんの屋台や商店が立ち並びます。 ナイトマーケットに行く方法は、ホテル・ゲストハウス・観光局(町中にあります)で、 無料の地図を入手して、自分の行きたいナイトマーケットの場所を決めます。 そして、電車やバスを利用すると簡単に行く事ができます。 |
バンコク夜の街 |
バンコクには風俗店など、性を売りにした商売がたくさんあります。日本人のためだけの風俗店街もあるくらいです。 ゴーゴーバーでは、一杯150バーツでお酒を飲み、 女性の方がセクシーな姿で踊っている姿を見ることができます。お店にいくらかお金を払って外に連れ出す事もできます。 もちろん連れ出す女の子にもチップが必要です。僕は、あまり風俗店情報には詳しくないので、 そちらの情報が必要な方は、別のサイトを参照してください。 どうしてこう言った情報を僕が知っているかと言うと、 いつも僕は風俗店あたりを夜うろうろして情報を集めていました。 そのため、多少の店のシステムを知っているのです。 生きた情報を得るために、僕は風俗店街の「キャッチ」にわざと捕まり彼らと話をします。 彼らは店の情報を伝えて、 お客さんをお店に連れて行けばお金がもらえるという仕事をしている方々ですが、 とにかくおもしろい人達が多いです。 また、おもしろいプラス、英語をかなり話せる人が多いため、たくさんの情報を容易に集める事ができます。 しかし、間違った情報を教えてくる場合もあるため、 たくさんの「キャッチ」の方々と話をして、情報の正確さを確かめる必要があります。 この情報収集方法は、全く賛否両論だと思います。 僕のように誰とでも話せて、「NO」とはっきり言える人なら簡単に大量情報を得られるので、試す価値が有ると思います。 しかし、中には危険な誘いもたくさんある為に、注意する必要です。 また、タイにはレーディーボーイ(おかまさん)も多くいて、彼らは日本同様に面白い人が多いので、 彼ら(彼女ら)と一度は話す機会を持ってもいいと思います。 もし彼らと話したいならば、夜の店周辺に行けば何処でも出会えます。 |
夜の街の注意 |
世界中どこの国を旅する場合も同じだと思いますが、 昼夜関係なくスリや詐欺(実は被害経験者)には必ず注意して頂きたいと思います。 私たち外国人は彼らにとっては、お金を顔に貼って歩いているような物です。狙われて当然だと言えるでしょう。 どんなに気を付けていても、長旅をした経験者の大半は一度や二度被害に遭っています。 大切な事は、「いつも自分が狙われている」と常に心に留めて置く事だと思います。 |