チェンライ/タイ

レストランの看板

 ラオスに向かうために、 メーサリアンからチェンライにまたバスで戻り、 1泊してからチェンライ行きのバスに乗りました。 時間は今までのバスはだいたい8時間は乗っていたから、 体に余裕はあったんですが、だいたい3時間くらいはかかったと思います。 道も結構整備されているようで、久しぶりにとても快適なバスの旅をして、 チェンライにたどり着きました。 チェンライは、チェンマイと良く似ている印象が強かったです(名前だけじゃなかった!?)。 小さなチェンマイといった感じでした。

 夜になると、やはりここでもナイトマーケットが開かれていました。チェンマイほどでは無いのですが、 それなりに商品が出揃っていたように思えました。外国人のお客さんを狙った店は同じ道の筋に並んでいて、どこも結構高い 料金で食べ物を売っていました (ここまで来たら、日本や欧米の物価と比べずその他のタイ町と比べているので、日本と比べたらかなり安いと思います)。 ちなみに僕はお酒が好きなので、ビールの値段を見てその店が高いと感じるかどうかをチェックして周っていました。

 結局晩御飯を食べたところは、アジアン的な内装の観光客がよく利用しているメインストリートの一番端のお店でした。 そこのオーナーは、驚いたことに日本語が話せました。 しかし、必要以上に「おもしろいよ〜」とか「〜しよう!!」 と話しかけてくるので逆に警戒してしまい、 店をすぐ後にしてゲストハウスへ戻る道を選びました。 後で思うと店を構えて商売するくらいだから、彼も良い人だったんだろうと思います。 ですが、僕はどんなに用心をしても「用心し過ぎる」と言う事は無いと思うので、 少しでも怪しいと思ってしまったのなら、手を出さないに越した事は無いと思います。

チェンライ時計台
町の真ん中にある金色の時計です。
チェンライ色塗り チェンライお寺の中

 写真上、町にはやはり、多くの寺院が点在していて、そこで仏像に色を付けている人を発見しました。そこで、お願いして写真を撮らせて頂きました。

 次の日の朝早くにメーサイへのバスに乗ると決めていたので、 その日は早くゲストハウスに戻り休もうと考えていました。しかし、 今度はゲストハウスの娘が 「ゲストハウスの向かい側で食べ物屋経営している男の子と、 ゲストハウスのお客さんでオランダ人のおじいちゃんと 三人で飲むから、おまえは確実に参加しろ!!」と言われました。 そして、無理やりゲストハウスの前のテーブルの席に座らされて、 予期せぬ宴会がスタートしました。 宴会が始まったのが9時頃で、 2時になっても終わる気配が全く無かったので、僕は先に部屋に帰り眠る事にしました。

 部屋で眠っていた僕は何故か目が覚めました。 時間は朝の4時半でした。 僕は朝6時に起きる予定だったので、「トイレに行ってまた寝よう」と、トイレに行きました。 すると、オランダ人のおじいさんと再び遭遇しました。 おじいさんに「宴会は終わったのか?」と聞くと、 おじいちゃんは笑顔で「これから楽しくなるよ〜。」とまだ飲むようでした。 すごすぎる・・・ちなみに平日である。

 次の朝出発は朝7時だったけど、 やはり向かい側の店は閉まっていました。 しかし、ゲストハウスの女の子は朝から働いていました!! タイも日本もそうですが「女性というのはなんと強い生き物なんだろう」と、いつも思います。

タイの人達と一緒に飲む

 タイでは、かなりの高確率で道を歩いているだけで「一緒に飲もう」と誘われます。 彼らの多くはお酒が大好きです。 僕は馬鹿なので「ふらふら」と立ち寄り一緒に飲みましたが、実際はかなり危険です。

 睡眠薬を入れられる事も少なく無いようで、中には睡眠薬が効き過ぎてしまって、 そのまま一生の眠りについてしまった日本人の方もいらっしゃるそうです。 みんながみんな悪人だと思うと人と心を通わすことはできません。 しかし、何かあってからでは遅いので、世界中何処に行ってもそうだと思いますが、 甘い話をしてくる人とは一緒に飲むのは止めておいた方が身のためだと思ってください。 旅をして「危険なところに行く勇気」より、 「危険なところに行かない勇気」の方が百倍かっこいいと僕は思っています。

チェンライゲストハウス タトゥー

 上写真、チャンライで泊まったゲストハウスの部屋です。一泊150バーツで、トイレとシャワーは共同です。 オーナーが韓国人系の方のようで、コリアンゲストハウスといった感じです。 注意書きにも韓国語が書いてありますが、 僕は訪れた時は韓国人の方は一人もいなくて、ヨーロッパ人中心でした。

 上(下)写真、「タトゥーを入れてみました!!」 と言うのは嘘で、見た目もそうですが完全に油性のマジックです。

 実はチェンマイで、僕は普通の飲み屋さんだと思って入って飲んでいました。 すると、なぜか女性の店員さんが隣に座ってきて、やたら僕を触ってきました。 僕は「何かおかしい」と思って、店の経営者の男性と話をしてみました。

 経営者の男性は「なんで気が付かないんだ!!」と大笑いしました。 そして、僕はどういう事かその経営者の方と一緒に飲む事になりました。 女の人目当ての観光客じゃなくて、 その店に入ってきた外国人の男性は僕が初めてだったらしく、 僕の事を気に入って下さったのか、 お酒を150バーツで飲み放題にして下さいました。

 その日は、彼の友人の一人が次の日から兵役に就くと言う話を聞きました。 友人が長い兵役に就くため、 「最後は宴会で楽しく送ってやろう」と言う思いで、 多くの人が代わる代わるに友人を励ましに来ていました。 そして、僕の所にやってきて、「日本語で頭に何か書いてくれ!」と言うので、 僕は頭に「友」と言う字を書きました。 すると、それを見ていた店の経営者の方は僕に 「タイ・タトゥーのデザインを入れるのが得意だから、お前にも入れてあげるよ」と、 無理やり入れてくれました。

 タイ・タトゥーにはいろいろ意味があって解説されましたが、 朝5時まで飲んでいたので、全く記憶がありません。飲み過ぎには注意が必要です。