メーサリアン/タイ

メーサリアン、スコール前

 次に辿り着いた場所メーサリアンは、 バスでメーホンソンから南に約6時間ほどで到着する事ができる小さな田舎町です。 大好きなメーホンソンに後髪を引かれながら、 大自然がそのまま残るメーサリアンの町にやってきた僕は、 また例のごとく歩いてゲストハウス探しをはじめました。 メーサリアンのゲストハウス街は、 バス停から歩いてほんの5分のところに群集しています。

 いろいろと見て周りながら4,5軒のゲストハウスを下見した後、 最後に食べ物のいい匂いが中からあふれ出してきた、「NORTH WEST ゲストハウス」 に泊まることに決めました。 木造の建物に共同トイレ、共同シャワーのゲストハウスは、 1泊150バーツでした。

North Westゲストハウス
North Westゲストハウス2

 「NORTH WEST」ゲストハウスはとても元気な女性の方が働いて居て、 英語もとてもお上手でした。 彼女に質問したらその辺りの情報は何でも知っているので、とても助かりました。 もし、メーサリアンで何だかの情報が必要な場合は、彼女に頼ると良いと思います。

 上の写真、蚊帳のあるベットなんですが、 この辺りにも数は少ないとは言え「マラリア」を伝染する蚊がいるようです。 もしゲストハウスに蚊帳がある場合は、 少々暑くても必ず使用する様にした方が良いでしょう。

メーサリアン牛 メーサリアン野犬

 ゲストハウスで頂いた情報通りに町を歩くコースを散歩してみました。 だいたい3時間もあれば歩いて周れるコースになっていて、 道中いろいろな動物達に出会えました。 例えば、牛や鶏は路上に出て来る事も有ります。 動物達は自由に動き周れる様に飼育されていて、 動物と人が助け合い共存している様子を見る事ができました。

野犬について

 野犬についてなんですが、タイには数多くの野犬がいます。 野犬はタイ人を恐れているようですが、外国人や観光客を全く恐れていません。 中には追いかけてくる狂犬病の犬までいます。 ヨダレを垂らしてあきらかにおかしな犬を見かけたら、そっとその場を離れることをお勧めします。 狂犬病のワクチンは、大きな町にしか置いていないそうです。 もし犬に噛まれたら、すぐに大きな町に向かって手当てを受ける事をお勧めします。 狂犬病を甘く見ていると、「命を落とす場合もある」と言う事を頭に入れておいた方が良いでしょう。

メーサリアンスコール メーサリアン、タイボクサー メーサリアン町並み

 左、旅の途中スコールに遭うことは良くあったのですが、 このときのスコールはカッパを取り出す間だけで、 服を着たままお風呂に入ったくらい濡れてしまいました。 日本では見たことの無いすごい雨でした。

 右、散歩の途中、キックボクシングを練習している人と出会いました。 僕は「リングの写真を撮ってもいいか?」とジェスチャーをしました。 すると何を間違ったのか上着をさっと脱ぎ、リングに上がってポーズを決めてくださいました。 僕はただリングの写真を撮るつもりだったのですが、 やっぱりボクサーが写っている方が良かったと思います。 タイの人は皆さん気さくで、ほんとに良い人ばかりです。

 下、太古からの森の中から、ひっそりと顔を出す町並みです。 森と町が共存している感じが伝わるでしょうか?