アジアのゲストハウス
選び方と利用方法

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ゲストハウスとは

 ゲストハウスとは、主にバックパッカー(一般的に背中に大きなリュックを担ぎ旅をする人達)が、 旅の途中に利用するホテルより格段に安価で泊まる事のできる宿泊施設の事を言います。

ゲストハウスの種類

 単にゲストハウスと言っても種類がある事はご存知でしょうか?

 ゲストハウスには大きく分けて4種類のタイプがあると言えます。

  1. ホテルの様に作られていて、1部屋を借りるタイプ
  2. ホテルの様に作られているが、1部屋に何人も一緒に泊まるタイプ
  3. 1部屋、1部屋が、一軒家ごとに別れていているタイプ
  4. 個人宅の空き部屋を提供しているタイプ

 (2)以外はシングルルームとなっていて、部屋ごとに料金が発生します。 2人旅の人にとってはお金を節約して他の人に気を使うことなく、気軽に泊まる事ができます。 また(2)は一般にドミトリーとかドームと呼ばれて、他はシングルと言えば分かってもらえると思います。

 ゲストハウスを探す時、まず一番に考えなければいけない事は、自分はどの様なタイプのゲストハウスに泊まって その日の一日を過ごすかを決めておく必要があります。

 基本的に(1)のタイプのゲストハウスは、リラックスもできて個人の時間を作ることができる、一方で 料金が少々割高の傾向にあり、他の旅や旅行をする人達との出会いが少ないです。

 (2)のタイプは、様々な旅の情報が一緒に泊まっている方々から得られやすく、 同じ旅や旅行の目的を持った友達を作る事が容易にできます。一方では、プライベートが基本的に無く、 空気の読めない宿泊客が夜中に酔っ払って、大騒ぎして帰って来る事もあったりします。また、盗難の被害も 他のタイプと比べて、たくさんの人が出入りするので多いと言うのも事実です。

 (3)のタイプは、完全なプライベート空間を持つ事ができます。 ゲストハウスの自分の部屋に戻れば最後、 誰とも話しをしなくても済みます。しかし、その一方では旅の醍醐味の人々との出会いが全く無く、 宿泊料金もグッと上がってしまいます。

 (4)のタイプは、ホームステイだと思ってもらって結構です。現地の方々と話すチャンスは格段に増えます。 生きた現地の情報が次々に入ってきて、ゲストハウスによっては最高の一時を送る事ができると思います。 その一方で、仲良く慣れないと自分の部屋が普通の家の中にあるので、ゲストハウス経営者の生活している所に 入り込んで自分の部屋に行くと言う、なんとも気まずい思いをします。また夜遅く帰ると寝てしまっていて、 寝ている人を起こして中に入れてもらわないといけない可能性もあります。

ゲストハウスの部屋を見る

 どのようなタイプの部屋を探すか決めたら、 ゲストハウスに入って行って部屋を見せてもらいます。日本では普通ホテルの部屋を事前に 見せてもらって決めると言う事はあまりしませんが、海外では普通に行われている事です。

 ゲストハウスの管理人にただ「If you don't mind,could you show me your rooms?」と言う だけです。普通のゲストハウスなら喜んで見せてくださるでしょう。ここで渋る様な ゲストハウスは、はっきり言って最悪です。気にしないで次を当たりましょう。

ゲストハウスの選び方

 ゲストハウスを選ぶ時には気を付ける事があります。どの様なタイプの部屋を探しているか 人によっては全く違ってくると思います。ここでは、ゲストハウスのオプションとなる設備に ついて考えてみたいと思います。

 部屋を選ぶ際にチェックする点をまとめてみました。普通オプションを増やせば 増やすほど、料金が加算されると考えてください。

確実にチェックして欲しい項目
チェック
オプション項目
チェック2

 旅の最中には自分の体調や健康に気を付けて旅をする必要が有ります。害虫や蛇などにはとても 注意した方が良いでしょう。自分の目でしっかり確かめてから決めてください。 

■南京虫について■

ゲストハウスを決める

 いよいよゲストハウスを決めます。料金を確認した後、そのまま決めてしまっても構いません。 しかし、ためしにやってみると意外に効果的な技があります。基本的に旅をする人は何件か ゲストハウスを見て周った後に決めます。僕の場合は少なくとも3件は見てから決めます。

 そこで、気に入っているゲストハウスでも、他のゲストハウスの名前を出してそこは、 「○○○ドルだったのにな・・・」と呟いて見ましょう。案外簡単にその言い値で、 泊まる事ができると思います。少しだけの値下げだと思いますが、塵も積もれば山と成ります。