ラオスにて
ラオスを散策中の出来事です。
ラオスのルアンパバーン世界遺産をSさんと二人で散策している時の事でした。お寺の中に入ろうとすると、寺の入り口で、10名くらいのイギリス人ツアーの年配の方々がいらっしゃいました。彼らが大声で話していたので、会話が耳に入ってしまい、彼らはイギリスから来た事を知りました。
僕達がお寺の中に入って写真を撮っていました。すると、さっき見たツアーの中から2人の、おばさん達も中に入ってきました。
Sさんは、将来カメラマン志望で、大きなカメラで良いアングルを探していていました。僕も少しでも良い写真が撮りたいと探していました。
すると、さっき入ってきたおばさん達が、何やら会話している声が聞こえました。
A「日本人はいつも写真ばかりね」
B「そうよね、いつもカメラばかりね」
A「日本人は写真ばかりで、遺跡の歴史には全く興味がないのね」
B「仕方ないわ、英語ができないから、ガイドの会話が分からないじゃない」
A.B「わははははは」
全部聞こえてしまった僕は、おばさん達の所まで行って、
「すいません、僕日本人なんですけど、何か問題ですか?」
と言いました。
二人は、驚いた顔をして
「あら、変な事を言っちゃったかしら。。。あはははは」
おばさん達は、僕達が日本人だと気が付いていなかって、他の観光客の話をしていたようでした。
しかし、日本人は確実に「なめられている」と言う事が簡単に分かりますよね・・・。
悲しいかな、経済大国である日本人の評価はそんなもんなんです。
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