首長族の真実/アジアコラム

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首長族の真実

首長族

 首長族は、生まれてから一年に一つずつ、輪を増やしていき、首が長いほど美人だといわれています。でも、実際は首が伸びるのではなくて、肩が年々下にさがっていって、首が長くなっているように見えるのだそうです。首の輪をはずすと、彼女たちの首は折れてしまうそうです。それは首に頭をささえる力を持っていないからだそうです。首の輪の重さは10キロほどあるので当然かと思いました。

 また、首長族といっても、全員の女性が首に輪をつける訳では昔はなかったという話を聞きました。タイでは何曜日に生まれたかを、みんな知っていて、曜日をとても大切にしています。昔水曜日に生まれた女性がたくさんトラに首をかまれて死んでしまった。という話から、首に輪をつけて首を守ったそうです。だから昔は水曜日生まれの女性しか、付けていなかったそうです。  しかし、今では商用になってしまい、首長族というブランドでお金を稼ぐことができる、曜日は関係なくなってしまったという、何か物悲しい話も聞きました。