ワット・シーチュム
高さが14.7m、幅11.3mの大仏座像。
厚さが約3mの壁に囲まれており、壁には仏教説話が掘り込まれています。
仏像頭部の高さには国王専用の部屋が作られており、
歴代の国王達はそこから、まるで仏像が人々に話しかけている様に見せて
御信託を下した。また当時、威圧的な面持ちのこの仏像は、
一般庶民には外部から拝観されていたようです。
この仏像は仏が悟りを開いた時を描いたとされています。
組んだ足の上に置かれた右手が地面を
指すと言う姿が特徴的で、仏が悟りを開いた時
「大地が裂けそこから、悪魔が吸い込まれていった」
と言う話に基づいています。
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