ベトナム最後の王朝である、グエン王朝の都が置かれた場所です。 落ち着いた雰囲気の街で、フォン川沿いに歴史的建造物が点在していています。
また、ベトナム戦争時に激戦地となった場所でもあります。
何処か懐かしい思いを感じさせる街です。 チャンパ王国時代から東西貿易の拠点が置かれました。
また、朱印船貿易時には多くの日本人が住み、日本人街を形成していた事もありました。
4方を山に囲まれた70以上の遺跡が森の中から顔を出します。 チャンパ国王が、ヒンズー教の神である「シヴァ神」を祭るために建設された 遺跡です。
水墨画のような眺めは中国の景勝地に例えられて、海の桂林とも言われています。
また、水面は神秘的なエメラルドグリーンに染められていて、幻想の世界に引き込まれます。
ユネスコによりベトナムで5番目となる世界遺産に登録され、 ラオスのカムムオン省まで続いています。
また、フォンニャケバン国立公園の94%は原生林で、 568種の植物と876種の動物が生息しています。 植物の中には、世界とベトナムの絶滅危惧種に指定されているものも有ります。