ワット・プー世界遺産

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ラオス世界遺産

ワット・プー

11世紀頃に、クメール人によって 城として建設されされました。 そして14〜18世紀頃に繁栄した、ラーンサーン王国時代にラーオ族が この辺りを占拠しました。 その時に城が神聖視され、 新たに「ワット」として名付けられました。

 「ワット」とは寺を意味して、「プー」は山を意味しています。

ラオス世界遺産2

歴史

 6世紀頃にはチャンパーサック県の地域に文明があったと推定されています。 そして10世紀頃に、クメール人の繁栄が始まります。 遺産の中心であるワット・プーもこの時代以降に作られたと推定されています。

 これらの時代に作られた遺跡は、 主に当時のクメール人の宗教であった ヒンドゥー教を元にして作られていました。

 しかし13世紀頃からタイ・ラーオ系民族が侵攻を始めます。 そして占拠する頃に、彼らの間で上座部仏教が広く浸透していたため、 ほとんどの遺跡が上座部仏教寺院として扱われるようになりました。

 特にワット・プーは城として元来は建設されたのですが、 ラーオ族によって寺院として扱うようになりました。