アンコールワット郊外の世界遺産

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アンコールワット世界遺産
アンコールワット世界遺産1

タケウ

 東西117m、南北110mの巨大寺院です。

 時は西暦1000年頃、アンコール王朝の王位継承問題の最中で、 分裂したアンコール王朝の内、王都に掌握側の勢力が建築を進めました。 しかし、建設途中に落雷に遭い塔が崩れてしまいました。

 その後、もう一方の勢力に破れ、建設は中断されます。 そのため未完成のまま放置されたこの寺院は、 不吉な怨念が宿っていると言われています。

アンコールワット世界遺産2

トマノン

 アンコールワットの直前に建設された、 ヒンドゥー教の寺院です。女神テーヴァーダー の美しい浮き彫りが施されており、目を奪います。

 小さい寺院ではありますが、観光客も少なく ひっそりとした美しい寺院です。
アンコールワット世界遺産3

タプロム

  東西1000m、南北600mの巨大寺院タプロムは、 ジャヤヴァルマン7世がアンコールトムの建設に先立ち、 母親を弔うために建設した仏教寺院です。

 タプロム建設以降、13世紀後半から国は、政権分裂やシャム軍の侵攻によって 大きく変動していきます。 そのため、この寺院は数百年の間放置され続けます。 したがって今では建物の大部分に渡って崩壊が始まっており、歩く事も危険な場所もあります。

 また、建物の内部にまで大きな木が根付いていますが、 これは鳥達がガジュマルの種を口にして、 糞を落としたためだと考えられています。 今では建物を覆い隠すかのように成長しています。

 大自然と滅びた文明の調和は、美しくも悲しい、 また何処か力強く感じさせるものとなっています。

■アンコール遺跡■

アンコールワット世界遺産4